結核-古くて新しい病気-

【特集,良品】

結核に感染しても必ず発病するわけではありません。健康であれば、菌を吸い込んだあと、人の体は免疫によって結核菌を抑え込んでしまいます。その人の体力が低下したり、他の病気になって免疫機能が働かなくなるなどして抵抗力がおちると、抑え込まれていた結核菌が再び活動をはじめ 、発病する可能性があります(図5)。

肺結核を発病した初期の症状は、咳・痰、発熱など、風邪と同じです。ただしそれが2週間以上も続いたり、良くなったり悪くなったりを繰り返すところが風邪と違います。


風邪、あるいはたばこの吸い過ぎ、と思っても早めにかかりつけの医師を受診しましょう。早期発見で、病気も治りやすく、周囲の人にうつす恐れも低くなります。

免疫力の弱い乳幼児は感染すると発病しやすく、重症化しやすいので注意が必要です。
ストレスや不規則な生活は発病につながりやすいといわれています。
中年以前では女性がやや多く、、中年以降は男性の方が多くなっています。
糖尿病や胃潰瘍、胃の切除をしたことがある人は、結核を発病しやすいことが知られています。そのほか、塵肺、腸のバイパス手術、人工透析を受けている人、血友病の人なども発病しやすいといわれています。

喘息や膠原病、癌などに使われる副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)や抗癌剤は免疫を抑えるため、結核発病率が高まります。また、関節リウマチの治療薬として最近注目されている「TNFα阻害剤」を使っている人は結核の発病率が高くなっていることが世界的に認められています。
アフリカや一部のアジアの国々ではHIV感染により免疫が低下することにより結核が増加して深刻な問題になっています。
結核に対する抵抗力は遺伝的に決められている
ということが徐々に解明されてきています。
喫煙者、以前に結核を経験した人、

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BCG接種歴がなくてツベルクリン反応が陽性の人、最近身近に結核にかかった人がいる、、、などの場合は発病のリスクが高くなります。
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